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道三切紙抄

秤量( ○○) は、秤は体也、量は用也、広秤〈唐朝十文目一両〉半秤〈宋朝五文目一両〉大 方書の中に、一斤と曰者、十六両也、即百六十文目也、半斤と曰者、八両也、即八十文目也、一両と曰八十銭也、即十文目也、又四分とも曰也、大分六朱は一分、凡二文目半分と曰、一朱二分五りん、是は小分のつもり也、三分と曰は七銭半也、二分と曰は五銭也、即半両也、一分と曰は二銭半也、一斤と曰より已下の分両は、皆大分也、