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落窪物語
三
今や〳〵と夜更くるまで板のうへに居て、冬の夜なれば身もすくむ心ちす、そのころ 腹そこなひたるうへに( ○○○○○○○○○○) 衣いとうすし、板のひえのぼりて、腹こぼ〳〵となれば、翁あなさかな、ひえこそ過ぎにけれといふに、しひてごぼめきてひち〳〵となる、こはいかになるにかあらんとうたがはし、