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松屋筆記
六十七
足底亀文双痣
足の底に、亀甲の 文( すぢ) 及二つ並たる 痣( ほく口) あるは貴相也、皇明通紀三の巻〈六十丁お〉に、文皇の足底亀文双誌ありて、後貴よし見ゆ、余〈○小山田与清〉足底一痣あれど、貧且賤にして、双痣の半減の福分お得ること能はざれば、且 差( き) 且 笑( ふ) 、