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武徳編年集成
四十一
天正十九年四月十三日、利家の女浮田秀家の室、 妖怪に侵され悩乱す( ○○○○○○○○○) 、秀吉彼館に来臨これ 老狐の所為( ○○○○○) たる由お聞玉ひ、一簡お稲荷の祠官に投ぜらる、
備前宰相女共に附添物之気相見候、兎角狐之所為に候、為何左様見入候哉、曲事被思召候へ共、此度は可被成御免候、若相背此旨、無左右仕義於有之は、日本国中年々狐狩可被仰付候、
一天下に有之有情非情之類迄、不重御意候半哉、速に可除去候、委細吉田之神主可申渡候也、
四月十三日
援に於て、彼室の邪病忽ち平癒すと雲、
備前宰相女共に附添物之気相見候、兎角狐之所為に候、為何左様見入候哉、曲事被思召候へ共、此度は可被成御免候、若相背此旨、無左右仕義於有之は、日本国中年々狐狩可被仰付候、
一天下に有之有情非情之類迄、不重御意候半哉、速に可除去候、委細吉田之神主可申渡候也、
四月十三日
援に於て、彼室の邪病忽ち平癒すと雲、