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牛山活套

中暑 中暍 注夏病
暑邪の症に二つ有、動て得之謂 中熱( ○○) 、或は 中暍( ○○) と名く、静にして得之謂 中暑( ○○) 也、〈○中略〉
注夏(ちうか/○○) 病(○) と雲は、春の末、夏の初より頭痛し、身に微熱ありて手足の心熱あり、形体巻憊し、小便黄み、好て昼寝おして、脚軟弱にして行歩につかれ、面色萎黄にして、形体羸痩し、飲食不進也、和俗之お 夏じけ( ○○○) 、又は 夏やせ( ○○○) の病と雲、