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叢桂亭医事小言


小児咳嗽に、 百日咳( ○○○) とも又連声咳とも雲、けいけいしやふき又くつめきとも雲、百日ばかりの内煩ふこと流行するときは一面に病む、咳の甚きときは乳も食物おも吐する、風寒に冒すれば、夜の間に別て強く咳する、連綿と治せざる内に黄痩して大病になるものあり、疳の候おあらはすに至るもあり、