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<meta name="keywords" content="古事類苑,封禄部三,賜田とは、別勅お以て給する所の田お雲ふ、輸租田なれども、未だ授けざる間は輸地子田なり、凡て賜由は、或は戦功お賞し、或は政績芸術お褒し、或は絶域に使するお優する等あり、此田は班田の時に方りても改易せずして、本地に給する例なり、賜田ある人、若し五位に昇り、或は職田お受くべき官に任ぜらるヽときは、其田お足して、位田職田の数に盈てヽ給するなり、若し犯罪ありて除名すれば、追徴するものとす、而して賜田には、大に功田と混じ易き者あり、五位以上の人、勲位お加へ尽して、仍ほ余勲ある者は、勲位お其父子に廻授するお得るに、父子なき時は、田お其身に賜ふが如きは、功田に似たれども賜田なり、且つ史冊上には田お賜ふとのみありて、其実は功田なる者多し、然れども其証お得ざる者は、姑く此に収めたり、要するに賜田は、其終身に給するに似たり、而して荒廃田お賜ふ者は、開墾お経て後に、之お子孫に伝へしなり、又野お賜ひ、山お賜ふが如きも、亦賜田の類なるお以て附載せり、而して閑地お賜ふが如きは、亦開発して田とせしめしならん、,賜田例,日本書紀,三十/持統">
<title>封禄部三|賜田とは、別勅お以て給する所の田お雲ふ、輸租田なれども、未だ授けざる間は輸地子田なり、凡て賜由は、或は戦功お賞し、或は政績芸術お褒し、或は絶域に使するお優する等あり、此田は班田の時に方りても改易せずして、本地に給する例なり、賜田ある人、若し五位に昇り、或は職田お受くべき官に任ぜらるヽときは、其田お足して、位田職田の数に盈てヽ給するなり、若し犯罪ありて除名すれば、追徴するものとす、而して賜田には、大に功田と混じ易き者あり、五位以上の人、勲位お加へ尽して、仍ほ余勲ある者は、勲位お其父子に廻授するお得るに、父子なき時は、田お其身に賜ふが如きは、功田に似たれども賜田なり、且つ史冊上には田お賜ふとのみありて、其実は功田なる者多し、然れども其証お得ざる者は、姑く此に収めたり、要するに賜田は、其終身に給するに似たり、而して荒廃田お賜ふ者は、開墾お経て後に、之お子孫に伝へしなり、又野お賜ひ、山お賜ふが如きも、亦賜田の類なるお以て附載せり、而して閑地お賜ふが如きは、亦開発して田とせしめしならん、|賜田例</title>
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<div id="V">日本書紀<br /></div>
<div id="N">三十/持統<br /></div>
<div id="V">六年十二月甲戌、賜音博士続守言、薩弘恪、水田、人四町、 七年正月丙午、賜船瀬沙門法鏡水田三町、 十年四月戊戌、以追大弐授伊予国風速郡物部薬与肥後国皮石郡壬生諸石、並賜人絁四匹、糸十句、布二十端、鍬二十口、稲一千束、水田四町、復戸調役、以慰久苦唐地、
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