[p.0007]
塵袋

一美物と雲ふは、よきくひもの歟、いおとりの名歟、両様に通ずる也、美物と雲ふお魚味とおもひならはせる事もあり、そのゆへなきに非ず、日本紀には美物与酒とかきて、いおとさけとヽよめり、