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白石紳書

六畜お食ふ事おいむ、天武より牛馬おば禁ぜらる、猪鹿おいむは家豬に准じていむといふ事、法曹至要に見ゆ、江次第に鴨お以てかふなど見べし、此頃よりの事にや、いにしへ四足おいむ事見えず、諏訪などは古風の残れるならんか、穢の訓は気枯也、惻隠の心也、清は気好也、