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御湯殿の上の日記
慶長八年三月九日、女いんの御所へ御はなみとてはなしまいらるゝ、御のふ十一ばんあり、たゆふしふたゆふまいる、こん五こん七五三(○○○)のく御まいる、御しやうばんにてはなし、こなたにて参る、たいの物御さか月のたいもまいる、