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御湯殿の上の日記
慶長三年十二月十九日、御煤はきいつものごとくあり、〈○中略〉夕がた御煤はきの御いはい三献、常の御所にてまいる、初こん三つざかな、二こんそろ〳〵、三こんかうぢまいる、准后、女御、御相伴、女中もそろ〳〵御すわりあり、めでたし〳〵、