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大草殿より相伝之聞書
一はさみざかなの事、取ざかなともいふ、ひしなりにきる事子細有、又五つもる事、地水火風空お表す、又わうさうしゝうらうおもへうする也、あし付めゝに如絵図もる也、あし付めゝおかなかうけにすへてあぐる、かなかけにも足付たる能候、はしおもうちてあげ候、一はさみ肴は、ひしなりにきり、のしなき時はいか串あふびなどもする也、