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躾方明記

食に汁懸候事は、冷汁お懸候て能なり、但時宜によるべし、珍敷物などならば、本汁懸候ても不苦なり、一常の食の時ひや汁おば、二の膳に組付て置なり、引冷汁は略儀なり、引冷汁の時はかさに請、左の方に置べし、