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料理物語

鶴の汁 だしにほねお入せんじ、さしみそにて仕立候、さしかげん大事也、妻は其時の景物よし、木のこはいかほど数入候てもよし、何時も筋お置、すい口わさび柚、又はじめより中味噌にても仕立候、すましにも、