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四条流庖丁書
一菊の汁したヽむる様、若き菊お摘で能すヽぎ、下地おかへらかして、扠菊の葉お入て、しほさかしほ味ひて、参する時くるみおすりて上に置て参する也、春より冬に至迄参する也、夏より秋冬までは菊花お取、湯お懸苦味お取如右料理参するなり、