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貞丈雑記
六飲食
一うちみ(○○○)と雲は、さしみの事也、条々聞書、蜷川記に、うちみともさしみともあり、鯉のあつづくりとて、あつさ五分ほど、長さ四五寸、はゞ三寸ほどなり、五切立並べもる醋おかわらけに入てそへ出すなり、男には左のひれ、女には右のひれお盛る也、橘皮花塩箸の台有べし、