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料理物語
煮物
たい、するがには、 たいお白やきにして、だしたまりにすおすこしくはへ、よくよくに候て出し候、又やきてぶたのあぶらにてあげ、さてに候へばいよ〳〵よし、是は両蛮料理ともいふ、たこのするが煮 たこおよくあらひ、そのまゝだしたまりにすおくはへ、いぼのぬくるまでよくに申候、くろにとも雲也、