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厨事類記
零余子焼〈差物〉鯉のみお皮に二分許つけてすきて、それおひろさ五分許に切〈天〉串にさす、すりびしほつけてあぶるべし、〈或説くるみおつけてあぶるべし〉或説雲、さす事四切にはすぐべからず、盛こと又四くしなり、串のながささらだけ也雲々、或説雲、うちみのそばのみあひの所おきりいだしたるおば、ぬかごやき(○○○○○)のみと雲也、件のみは四切あるべし、一お四づヽにきりて、一串にさして四ならべ盛之雲々、