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鈴鹿家記
応永六年六月十日庚申、当屋鈴鹿勝昌定師次男定好弟、始て神事お勤、御本所へ赤飯荷桶一手、酒干鰤壱連、上座敷十四人朝振舞汁、〈すまし 生鱸 こんぶ〉仁物〈いりここんにやく〉鱠、〈はえ しやうが あさ瓜 くらげ〉引て指身、〈鯉いり酒わさび〉鱣かば焼(○○○○)、鮒すし、かまぼこ、香物、肴種々、台物五つ、