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一話一言
四十
神田旅籠町名主中村氏書留抄書、寅〈○享保七年〉八月九日茶屋有之町々名主へ御尋、一うなぎおからし酢にて給、三人相果候由之事、蕈按、近来鰹之差身おからし酢にてたべ即死のよし、長崎にてはうなぎお酢味噌に和へて食もおかし、