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四条流庖丁書
一さし味之事、鯉はわさびず(○○○○)、鯛は生姜ず(○○○)、鱸ならば蓼ず(○○)、ふかはみがらしのす(○○○○○○)、えいもみがらしのす、王余魚はぬたず(○○○)、一いと鱠と雲は、鮒鱠の事也、〈○中略〉まながつほは蓼ず(○○)にて可参らす、総じて蓼出来ぬれば、なに魚にても蓼ず良也、