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後水尾院当時年中行事
上七月
十五日、〈○中略〉夕方の御いはひ御三間にて参る、〈○中略〉初献〈はすのく供(○○○○○)〉次に二の御はん、次に御汁、〈とり〉次にてうし出、はいぜんの人はすの供御の緒おときて引ひろげ、又ちひさく包たる品々物の内、けふは御さうしんなれば、精進の物お一種、是も緒おといてひろげ、御箸おとらせ給ひて参る、