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類聚名物考
飲食一
鳥子年中記〈天文六年九月紀公光記〉一御うぶたての事〈○図略〉御はこ物おかたと同じく入て、上に鳥の子(○○○)おにぎりて、三日には三、五日には五、七日には七〈つ〉置也、折のせい口一尺弐寸、足は三あし、かはの高さ四寸口伝有、右武家御うぶたて御膳之由に候、如此所見候へば、鳥子(○○)はたゞ強飯おむすびたると存候、説々可有之、とくとは得考不申候、