[p.0463]
貞丈雑記
六飲食
とち粥は、橡の木の実お粥の中へ交へ煮たるなり、太平記巻五に、大塔宮熊野落の条、十津川の民家に宮宿り給ひければ、栗飯、橡粥などお参らせし由見たり、