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今川大双紙

食物之式法の事一点心之時のむしむぎのきざみ物の事、其内に青き物あるべし、それはからしの葉也、是はわんの中へはさみ入て喰事、おかしき事也、むぎの油おとらんが為也、入てやがてはさみ出し、前の所に置て喰也、