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諢話浮世風呂
三編下
〈けり子〉いえもう松のおもはん事もはづかしでござります、此間子、あまりいやしい題でござりますが、おかちんおあべ川にいたして、去る所でいたゞきましたから、とりあへず一首致しました、 うまじものあべ川もちはあさもよしきな粉(○○○)まぶして昼食ふもよし、といたしました、おほヽほヽヽ、