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菓子話船橋
麦落雁(○○○)唐三盆砂糖 百目 新挽麦粉 五十目 極上微塵粉 十匁右砂糖の中へ、水お少し加へてよく交ぜ、其中へ麦粉お和して、後にてみぢん粉お入れ、手にてよくもみ、幾度もかへして、好みの形に押すべし、 猶も麦の粉は、煎りたて、挽きたておよしとするものゆえ、手前にて挽きて、直に製すれば、風味一しほよし、