[p.0659]
古今名物御前菓子秘伝抄
あるへいたう(○○○○○○) 上々氷沙糖一返洗捨、沙糖壱升に水二升入、さたうのとけ申程せんじ、絹にてこし、其後せんじつめ、さじにてすこしすくひ、水にひやし、うすくのばし、ばり〳〵とおれ申時、平銅なべにくるみの油おぬり、其中へうつし鍋ごしに水にひやし、手に付申さぬ程にさまし、其後成程引のばし〳〵候へば、しろくなり申候おちいさく切、いろ〳〵に作るなり、