[p.0817]
伊勢物語

むかし男有けり、〈○中略〉ふじの山おみれば、さ月の晦日に、雪いとしろうふれり、〈○歌略〉その山はこゝにたとへば、ひえの山お、はたち計かさねあげたらん程して、なりはしほじり(○○○○)のやうになん有ける、