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重修本草綱目啓蒙
三十鱗
鱁鮧唐韻に塩蔵魚腸也と註するは、なしもの或はうるかなり、香魚腸塩蔵する者おうるか(○○○)と雲ひ、又しぶうる(○○○○)かと雲ふ、子のみお塩蔵する者はこうるか(○○○○)と雲ふ、棘鬣魚腸お塩蔵する者はなしもの(○○○○)と雲、諸魚も亦然り、沙潠(なまこ)腸のこのわた(○○○○)と雲、梭(かます)魚腸はしゆとう(○○○○)と雲、是皆食用の鱁鮧なり、