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料理物語
万聞書
一夜ずし(○○○○)の仕様 鮎おあらひ、めしおつねの塩かげんよりからうして、うほに入、草づとにつヽみ、庭に火おたき、つとヽもにあぶり、そのうへおこもにて二三返まき、かの火おたきたるうへにおき、おもしおつよくかけ候、又はしらにまきつけつよくしめたるもよし、一夜になれ申候、塩魚はならず候、