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守貞漫稿
六生業
鰭売三都ともに自店、或は屋体見世にて売之あり、唯京坂に巡売之者無之、江戸にても或は重ね筥に納て肩之、或は御膳籠等お担ぎ売るもあり、初春には専ら小はだの鮓お呼売る、〈○中略〉又因雲、江戸は京坂より諸小売多く、特に鰭、蕎麦の二店大略毎坊在之、〈○下略〉