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増鏡
七/煙の末々
御ぐしおろして御法名円助ときこゆ、〈○中略〉院の宮だちの御中には、御このかみにてものし給へど、御げさく(○○○○)のよはきは、いまもむかしもかヽるこそ、いと〳〵ほしきわざなりけれ、