[p.0157]
日本書紀
三/神武
戊午年八月、弟滑大設牛酒以労饗皇師焉、天皇以其酒宍班賜軍卒、乃為御謡之曰、〈謡此雲宇多預禰〉于〓能多伽機珥(うだのたかきに)、辞芸和奈破蘆(しぎわなはる)、和餓末菟夜(わがまつや)、辞芸破(しぎは)、佐夜羅孺伊殊区波辞(さやらずいすぐはし)、区〓羅佐夜離(くじらさやり)、固奈弥餓(こなみが/○○○)、那居波佐麿麼(なこはさば)、多智曾麼能未乃(たちそばのみの)、那鶏句塢(なけくお)、居気辞被恵禰(こきしひえね)、宇破奈利餓(うはなりが/○○○○)、那居波佐麼(なこはさば)、伊智佐介幾未乃(いちさかきみの)、於朋鶏句塢(おほけくお)、居気〓被恵禰(こきたひえね)、是謂来目歌、