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日本書紀
二十九/天武
八年五月乙酉、天皇詔皇后及草壁皇子尊、大津皇子、高市皇子、河島皇子、忍壁皇子、芝墓皇子曰、朕今日与女等倶盟于庭、千歳之後欲無事、奈之何、皇子等共対曰、理実灼然、則草壁皇子尊先進盟曰、天神地祇及天皇証也、吾兄弟長幼並十余王、各出于異腹(ことはら/○○)然不列同異、倶随天皇勅而相扶無忤、若自今以後、不如此盟者、身命亡之、子子孫絶之、非忘非失矣、五皇子以次相盟如先、然後天皇曰、朕男等各異腹而生(○○○○)、然今如一母同産(ひとつおもはらから)慈之、則披襟抱其六皇子、因以盟曰、若違茲盟忽亡朕身、皇后之盟且如天皇、