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病名彙解
三/太
太息(たいそく) 俗に雲といき也素問に雲、人の太息は何の気然らしむるや、岐伯が曰、思憂するときは心系急なり、急なるときは気道約す、約するときは利せず、故に太息して以てこれお出す、手の少陰、心主、足の少陽お補ひてこれお留む、医統に雲、即長く気て舒て声ある也、漢の賈義が謂太息は是也、俗にこれお嘆息と雲、