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駿台雑話

朝がほの花一時
翁〈○室鳩巣〉も、其歌にならひて
天地にうけしまことおそのまヽに咲てはしぼむあさがほの花、〈○中略〉まことに、世話にいふ、兎唇の嘯(としん うそぶき/○○○○)も、心なぐさみにて侍る、