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陰徳太平記

大内義興石州発向附大内尼子合戦之事若林伯耆守、三間柄の鑓、穂の長さ三尺余なるに、しほ頸(○○○)に手引付たりけるお軽々と提げ、一千余騎驀直に衝てかヽる間、真先に進たる青景衝立られて引のけば、〈○下略〉