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徒然草

世の人の心まどはす事、色欲にはしかず、〈○中略〉久米の仙人の物あらふ女のはぎのしろきお見て、通おうしなひけんは、誠に手あしはだへなどの、きよらに肥、あぶらつきたらんは、外の色ならねばさもあらんかし、