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古事談
二/臣節
惟成為秀才、雑色之時、花消遥に一種物しけり惟成には飯お宛たり、而長櫃に飯二外居、鶏子一折櫃、搗塩一盃納之て、仕丁に令担て取出之、人人感声喧々、其夜与妻臥て手枕入て探に、下髪皆切之(○○○○○)、此時驚問処、其時太政大臣と申人、御炊に交易而、其長櫃仕丁して令担出雲々、件妻敢無歎愁之気、常咲雲々、