[p.0602]
古事記伝

須は鬚の本字にて、説文に面毛也と注せり、〈漢書註には、在頤曰須、在頬曰髯などあり、○中略〉或人、比介(ひげ)は鰭毛(ひれぐ)の意と雲り、然有むか、又秀毛ひでけ()にてもあるべし、