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倭訓栞
前編十一/志
しぬ 日本紀に死およめり、歌にもいのちしなましとみゆ、去の義也、さり反し也、音にあらず、一説に、過ぬ也、すぎ反し也、神代紀に神去といひ、死おまかるとよみ、万葉集に過去(すぎにし)人と見えたり、