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古事記伝
十三
麻賀礼(まがれ)、まづ万の吉善(よき)お直(なほ)と雲に対ひて、万の凶惡お麻賀と雲、〈○中略〉されば麻賀礼と雲は、言は凶くなれと雲ことにて、意はすなはち死ねと詔ふなり、〈死るは即凶くなるなれば、麻賀流と雲なり、〉