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万葉集
二/挽歌
高市皇子尊城上殯宮之時、柿本朝臣人麿作歌一首並短歌、
掛文(かけまくも)、忌之伎鴨(ゆヽしきかも)、〈一雲由遊志計礼杼母〉言久母(いはまくも)、綾爾畏伎(あやにかしこき)、明日香乃(あすかの)、真神之原爾(まがみのはらに)、久堅能(ひさかたの)、天津御門乎(あまつみかどお)、懼母(かしこくも)、定賜而(さだめたまひて)、神佐扶跡(かみさふと)、磐隠座(いはかぐれます)、八隅知之(やすみしヽ )、吾大王乃(わがおほきみの)、所聞見為(きかしみし)、〈○下略〉