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大鏡

大かた延喜帝、〈○中略〉さてわれいかでか、ふづきながつきに、〈○に原作と拠一本改〉しに(○○)せじ、すまひのせち、九日のせちの留らんが、くちおしきにとおほせられけれど、九月にうせさせ給ひて、九日のせちは、それようとまりたる也、