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日本書紀
十七/継体
七年九月、勾大兄皇子、〈○安閑〉親聘春日皇女、於是月夜清談、不覚天暁、斐然之藻、忽形於言、乃口唱口、野絁磨倶爾(やしまくに)、都磨磨祁哿泥底(つままきかねて)、播屢比能(はるひの)、哿須我能倶爾爾(かすがのくにに)、倶婆施謎鳴(くはしめお)阿唎等枳枳底(ありとききて)、与盧志謎鳴(よろしめお)、阿唎等枳枳底(ありとききて)、莽紀佐倶(まきさく)、避能伊陀図嗚(ひのいたどお)、飫斯毘羅枳(おしひらき)、倭例以梨魔志(われいりまし)、阿都図唎(あととり)、都磨怒唎絁底(つまとりして)、魔倶囉図唎(まくらとり)、都魔怒唎絁底(つまとりして)、伊慕我堤鳴(いもがてお)、倭例爾魔柯絁毎(われにまかしめ)、倭我堤嗚磨(わがてらは)、伊慕爾魔柯絁毎(いもにまかしめ)、磨左棄逗囉(まさきつら)、多多企阿蔵播梨(たたきあさはり)、矢自矩矢盧(ししくしろ)、于魔伊禰矢度爾(うまいねしとに)、爾播都等唎(にはつとり)、柯稽播儺倶儺梨(かけはなくなり)、奴都等唎枳蟻矢播等余武(ぬつとりきぎしはとよむ)、婆絁稽矩謨(はしけくも)、伊麻那以幡孺底(いまだいはずて)、阿開爾啓梨倭蟻慕(あけにけりわぎも)、妃和唱曰、梠母唎矩能(こもりくの)、簸都細能哿婆庾(はつせのかはゆ)、那峨例倶屢ながれくる、駄開能(たけの)、以矩美那開(いくみたけ)、余囊開(よだけ)、漠等陛鳴磨(もとべおぱ)、梠等爾都倶唎(ことにつくり)、須衛陛鳴磨(すえべおば)、府曳爾都倶唎(ふえにつくり)、府企儺須(ふきなす)、美母盧我紆陪爾(みもろがうへに)、能朋梨陀致(のぼりたち)、倭我弥細磨(わがみせば)、都奴娑播符(つぬさはふ)、以簸例能伊開能(いはれのいけの)、美儺矢駄府(みなしたふ)、紆鳴謨紆陪爾(うおもうへに)、堤堤那皚矩(ててなげく)、野須美矢矢(やすみしし)、倭我於朋枳美能(わがおほぎみの)、於魔細婁娑佐羅能美於寐能(おませるささらのみおびの)、武須弥陀例(むすびたれ)、駄例夜矢比等母(たれやしひとも)、紆陪爾泥堤那皚矩(うへにでてなげく)、