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倭訓栞
前編二十二/禰
ねたむ 娟嫉おいふ、日本紀に妬又慨憤おもよめり、宿(ね)痛の義、宿憤の意なるべし、古今集にねたくとよめり、霊異記に惻およみ、又慷慨おもよみ、新撰字鏡に〓おねたくとも、いきとろしともよめり、