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倭訓栞
前編三十六/与
よばふ 号呼おいふ、ばふ反ぶなれば、よぶに同じ、新撰字鏡に、恍およばふとも、よぶともよめり、よばゝるともいふ、はる反ふ也、よばふおのべたる詞也、伊勢にてよぼるといふ、ぼる反ぶ也、〈○中略〉
よぶ 呼およめり、よゝと声する也、号呼也、