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日本書紀
二十七/天智
十年十二月癸酉、殯于新宮、〈○是月乙丑、天智天皇崩、〉于時童謡曰、美曳之弩能(みえしぬの)、曳之弩能阿喩(えしぬのあゆ)、阿喩挙曾播(あゆこそは)、施麻倍母曳岐(しまへもゆき)、愛倶流之衛(あくるしえ)、奈疑能母縢(ぢぎのもと)、制利能母縢(せりのもと)、阿例播倶流之衛(あれはくるしえ)、〈其一〉於弥能古能(おみのこの)、野陛能比母騰倶(やへのひもとく)、比騰陛多爾(ひとへだに)、伊麻拖藤柯禰波(いまだとかねば)、美古能比母騰矩(みこのひもとく)、〈其二〉阿箇悟馬能(あかごまの)、以喩企波々箇屢(いゆきはヾかる)、麻矩儒播羅(まくずはら)、奈爾能都底挙騰(なにのつてこと)、多拖尼之曳鶏武(たヾにしえけむ)、〈其三〉