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漢語大和故事

鹿お追者は山お不見(○○○○○○○○○) この諺は、愚人は利欲にのみ目おかけて、道理のあるところお不知事、鹿お逐て山の目に見へぬがごとくとなり、淮南子雲、逐れ鹿者不顧兎、又曰逐獣者目不見大山、嗜欲有外、則明所蔽矣、これらの語より本き出たり、